男性用香水は、次の4つの特徴的なコンセプトによって分けられます。いわば4つの家系です。

  • シトラス系 さっぱりした柑橘の香りの家系
  • フゼア系 さわやかで若々しいイメージの香りの家系
  • オリエンタル系 エキゾチックで甘く濃艶な香りの家系
  • シプレ系 個性的で深みがある香りの家系

家系とは別に、次の7種のバリエーションがあり、その組み合わせにより11のファミリーがあります。ただし、4つの家系それぞれに、すべて7種のバリエーションがあるわけではありません。

  • フレッシユ ハープやフルーツのみずみずしい香り
  • フローラル 甘くやさしい花々の香り
  • マリーン 水や大気をイメージした透明感のある香り
  • ウッデイ 落ち着いた樹木の香り
  • アンバリー 甘くセクシーな香り
  • スパイシー スパイスの刺激的な香り
  • レザリー 皮革の香り

現在、日本で販売されている男性用香水は、有名ブランド品だけで200種類以上あり、そのうえ、毎年多数の新製品が登場します。近年、特に販売サイクルが早まり、次のシーズンには消えている商品も少なくありません。このような状況なので、いざ購入しようと思っても、何を基準に、どのような香水を選んでよいのか迷います。

第一印象で決めるのが正しいときもありますが、目的がある場合、手当たり次第に選んでも、望む香水は手に入りません。そんなときは、統計的な香水の分類に基づいて選ぶのが一番妥当です。

梅雨から夏の間、香り選びやつけ方に、いつもとは違うちょっとした気遣いが必要です。香水は、気温や湿度によって香り立ちが微妙に変わるからです。

湿度が高く肌が汗ばむときや気温の高い日は、同じ量でも、普段より強く香ります。したがって、いつもの香水なら、つける部位を2、3か所、手首や足首など、香りが立ちやすい部位を減らしましょう。あるいは、香水を一段、ほのかで軽い香りに替えてもよいでしょう。

もうひとつ大切なのがタッチアップです。暑い時季は香りが飛びやすいので、4時間くらいをメドにつけ足します。